フィンランド人の旦那さんがいるYさん。
最初の結婚は失敗し、再婚で国際結婚でした。
最初の結婚は、いわゆる高学歴で有名企業に就職しているエリート。
いまも中国の北京在住で仕事をしているそうです。
別れた理由は、やはりモラハラ夫になってしまったこと。
常に上目線で話をするので、子供はいなかったが疲れたと言って2年半で離婚となる。
その時にも相談にのっていたんですが、
一流志向が強く人に劣等感を植え付ける本当に嫌なやつと感じたそうです。
彼も一流企業の中で、実は必死にもがき競争社会の中で、
そういう態度を家庭でとってしまったのではないかと思ったりする。
で、再婚相手のダーリンは、フィンランド人!
どこで知り合ったの??ふふふ。
アーティストらしい。カメラマンで写真集も出している。
すごい。見せてもらったら、確かにポートレート写真をいっぱい掲載した写真集。
住まいは代官山、おっしゃれな夫婦。
ただ、いろいろ話を聞くと生活に対する価値観が違うので、
それはそれは大変らしい。
まず、労働に対する価値観。
日本だと男性が働き稼ぎ、女性を養うという当たり前のものがない。
なので、稼ぎのある方がお金を出すという考え方になるらしい。
ちなみにご主人は、いつも自宅で読書をしたり、
大使館で出かけたり、友人との交流で楽しそうに過ごしている。
彼女はいわゆる典型的な日本企業なので、朝から朝礼があり、
出張や残業もこなしている、がちがちのOL。
全然マッチするところがない。
ただ、彼女は父親が会社を経営していて、
アートなどが好きだったので影響を受けているのだそうだ。
その彼女の悩みは、子供をつくるつくらない問題。
っていうか、子供がいらないというご主人(フィンランド人)の考え方が寂しい、とのこと。
40歳中ごろに、セックスの悩みが深かったと告白する。
「だって、すごく避妊に気をつけてしまって、ゴムの使用だけじゃなくって、
絶対中で〇しないそうだ」(生々しくて失礼)
そんなに神経質に、避妊されることにショックを隠し切れないと思ったそうです。
- もう子供を産むか産まないか
- 産めるかどうかの瀬戸際の時
- 愛する夫から避妊を前提としたセックス。
「ショックというか、むなしいと言うか、寂しいというか、
そんな感情なのよ」と。
それから数年たち、彼女も50代になり、「もう乗り越えた」で連絡がある。
踏ん切りがついたらしい。
「これで閉経となれば、もっと気がラクになる」と思うかも。
あんなに仲良しで、素敵なフィンランド人のカメラマンなのに、
みんないろいろ悩みを抱えてるんだ。
ちなみに、彼はなぜ子供を持ちたくないのか。
「この世の中の環境はひどい、子供がかわいそう」ということらしい。
まあわからなくもないが、あなたその中で生きてるんでしょって言いたくなるけど。
環境問題は、日本以上にフィンランドでは進んでいるらしい。
国際結婚もいろいろあるのね~。
でも、毎日楽しそうな二人なのであります。
ぜひ幸せになってほしい。
カウンセラー ココロのオアシス 代表 ぶれんだ