こんにちはぶれんだです。
高校生時代の二人が偶然出会う。
という確率はどのぐらいでしょうか?
遠く住まいが離れていれば、めったにないでしょうから1%以下かもしれません。
実家の近くに住んでいれば、会う確率は断然高くなります。
今回偶然にも出会った友人の話をします。
東京と地方で別々に暮らしていた男女が、偶然にも空港であう。
成人式から何十年も経ち一度もあっていなかったそうなので、33年ぶりです。
振袖を着て成人式には車で迎えにきてもらい、写真撮影やみんなとわいわいと騒いだ懐かしい日々。
別れた理由は、なんだっけ?
東京と地方じゃ一緒にいられなくなるから。
そんな単純な理由で別れてしまった。
彼は泣きじゃくり、彼女は自立に向けた強い希望をもって東京に引っ越す。
嫌いで別れたわけじゃないから、いまでもいい思い出しか残っていない。
喧嘩もあったけど、楽しい学生生活。
ラグビー部の帰り道、自転車の後ろに乗せてもらって、駅まで送ってもらう。
タイムトラベルにでもあったように、あの記憶が一瞬にしてよみがえる。
その彼が目の前に、33年ぶりにいる。
驚きと衝撃でどうしたらいいのかわからない。
なんで私たち別れたんだっけ?その言葉だけが頭の中をぐるぐるめぐる。
「結婚して、離婚して、まだ東京にいるんだけど、」
ここまで言うのが精いっぱい。
彼は親せきを迎えにきたらしく、
懐かしそうに微笑んで「じゃあ、またね」と言って、去ってしまった。
頭の中は、もう80年代の音楽が響いてる。
TOTO,カルチャークラブ、メンアットワーク、シンディーローパー。
彼から教えてもらった洋楽コレクション。
カセットのラベルにおススメと書いて、毎週のように渡してくれた。
あの頃の記憶がよみがえってくる。
どうしたらいいのか?
胸はどきどき鳴り響いてるし、連絡先を聞くのも忘れてしまった。
昔の手帳なら居場所がわかるかもしれない。
そこで、昔のアドレス帳を引っ張り出す。
「たちつて、、田中、あった」懐かしい手帳に書いてある、田中くん。
33年間もとっておいたなんて、我ながらすごい。
「電話番号が書いてあるじゃない、素敵」
電話をしてみるべきか、どうすべきかしら。
もし奥さんがいれば、すぐ切ればいいし。
でも、やっぱりそれはまずいかも、探偵事務所に依頼してみた方がいいかも。。
と思い悩んだそうです。
そうして、ある日思い切って電話をかけてみたそうです。
「もしもし」「もしもし田中です」きゃーきたー!昔の彼
「この間たまたま会って懐かしくなっちゃって、電話番号探して、かけてみたの」
「この間あまりにもきれいな人が目の前に立っているから、
びっくりして最初わからなかった」うっそー!!(心の叫び)
それから、なんどか電話のやり取りをして、
毎日メッセージでやり取りが続いているそうです。
33年前にタイムスリップして純愛ストーリーに発展!
彼女から、事後報告として一連の話を聞いて感じたことは。
50代の恋愛は、
10代の初恋や純愛のころのような駆け引きのない恋愛が好きな傾向があります。
30代は結婚に向けた恋愛ですので、必然的に経済面の比率が高くなります。
50代は一度結婚して離婚し子供も大きくなっていれば、
経済的な面で相手を選ぶ傾向がかなり下がります。
もっと共有しあえる、もっとお互いを理解しあえる。
そんな存在を望んでいるようです。
Cocoro no oasis ココロのオアシス
カウンセリング 代表
ぶれんだ